【web小説】私が文壇をおりる日【感想】

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タイトル:私が文壇をおりる日
著者:木立 花音 さん
ジャンル:ヒューマンドラマ
文字数:12,950文字(24/1/7 時点)

私が文壇をおりる日
日常 青春 ネトコン11感想 恋愛 切ない 女主人公

あらすじ

 権威ある文学賞である新河賞を受賞した女流作家、紀平小百合(きへいさゆり)は、受賞会見の場でただちに文壇をおりることを宣言した。
 彼女がそんな決断をしたのはなぜか?
 彼女の過去にいったい何があったのか?

感想

某有名小説賞を若干二十歳で受賞した紀平小百合。彼女は名誉ある賞の記者会見にて、次回作について質問されます。しかし彼女は、文壇をおりることをその場で発表しました。自分には受賞作以上の作品は書けない、書けるはずがない。元女流作家がそう思うには、ある明確な理由がありました。

恋愛寄りのヒューマンドラマであり、小説賞に応募を続ける小百合の心境が痛いほど伝わってきます。彼女には俊介という弟がおり、共に切磋琢磨しながら執筆を行います。そして姉は弟の才能を見抜き、密かに打ちのめされてしまいます。
互いにライバルであり仲間であり、姉弟である二人ですが、俊介の小百合に対する一つの提案が冒頭に繋がる展開です。
個人的には、文学賞に対する小百合の毅然とした態度が好印象でした。執筆に対する小百合のプライドや、ちょっと甘い恋心、二人の意外な関係性などがぎゅっと詰め込まれた作品でした。

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