【web小説】日曜の昼は後輩女子にパスタを作る【感想】

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タイトル:日曜の昼は後輩女子にパスタを作る
著者:矢木羽研 さん
ジャンル:グルメ
文字数:35,626文字(23/5/9時点)

日曜の昼は後輩女子にパスタを作る(矢木羽研(やきうけん)) - カクヨム
「先輩、今日は何を作ってくれるんですか?」

あらすじ

毎週日曜、昼前に彼女はやってくる。俺はありあわせの材料でパスタを作ってもてなすのだ。

毎週日曜の午前11時更新!意識低い系グルメ小説。男子大学生の雑な手料理!
対話型小説というスタイルを取りつつ自己流レシピの紹介みたいなものです。
うんちくとかこだわりみたいなのも適当に披露します。

(カクヨム)

感想

タイトルを読んで字のごとく、毎週後輩女子に手作り料理を振舞うお話です。
料理男子の「俺」さんの元に、日曜日になると大学の後輩女子がやってきます。
端的には飯テロ小説で、料理を作り後輩と食べる流れでしたが、話を進める毎に飯テロ度が高まっていくように感じました。
あらゆる食材を駆使するのではなく、現状はパスタ縛りとのことですが、それが却って読者側になじみ深さを覚えさせます。また作中の描写みでなくレシピのみの作品も投稿されているので、作ってみようかという気になります。

三話のカルボナーラの回では、カルボナーラという名前の由来が出て来ます。
五話で作る担々麺では、重曹による化学変化で中華麺にコシを与えています。
料理に関する知識を吸収することもできるので、その点でも面白い作品でした。
そして「俺」は明らかに後輩ちゃんに気があるようですので、その点もどう転がっていくのか気になります。

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