
小説を公募に出してみたいんだけど、どこにしたらいいんだろう……。

僕の小説、ライト文芸なんだけど……うーん。
ライトノベルでもない、といえどそれほど文章も硬くない、ライト文芸という新しいジャンルがあります。
私が個人的に調べた賞をリストにして紹介します。ライト文芸から文芸よりの作品でも可能性がありそうな賞を、独断と偏見で集めてみました。参考にしてもらえると嬉しいです!

ライト文芸にも可能性のある賞
小説賞一覧
名称 | 〆切 | 20×20 | 40×32 | 投稿サイト |
ナツイチ小説大賞部門 | 9月30日 | 10万~15万文字程度 | 〇 | |
ナツイチ恋愛短編部門 | 9月30日 | 5000~3万文字程度 | 〇 | |
2022年 | ||||
ノベル大賞 | 1月10日 | 100~400枚 | 80~130枚 | 閲覧不可 |
角川ビーンズ小説大賞 | 3月31日 | 10万~15万文字 | 〇 | |
小説すばる新人賞 | 3月31日 | 200~500枚 | × | |
第29回電撃小説大賞(長編) | 4月10日 | 250~370枚 | 15~30枚 | 〇 |
(短編) | 42~100枚 | 〇 | ||
富士見ノベル大賞 | 5月9日(正午) | 100~150枚 | 閲覧不可 | |
角川キャラクター小説大賞 | 5月9日 | 180~400枚 | △ | |
小説現代長編新人賞 | 7月31日 | 250~500枚 | × | |
次世代作家文芸賞 | 不明(4月ごろ?) |
△:カクヨムのみok
web投稿は非営利のものとする
投稿サイトと書かれている欄は、小説投稿サイトへ投稿済の作品が対象となるかどうか、という見方です。
また、枚数は400字詰め原稿用紙換算でも応募する際は別形式の原稿用紙で行う賞もあるため注意が必要です!

おお~。これだけ可能性のある賞があるんだね!
あくまで独自調査のため責任は負えませんが、ライト文芸作品を書いていて公募を検討している方は是非URLから飛んでみてください。
なお、web投稿OKというのは、あくまでお金の絡んでいない作品、「非営利のものとする」場合がほとんどです。イベント等で金銭の授受が発生している場合は要注意です。
募集終了しているが可能性のある賞
次世代作家文芸賞
執筆ツールNolaと大手書店TSUTAYAが共催する文芸賞です。
今年の4月30日に第1回の〆切が来てしまいましたが、こちら、第2回の実施が決定したとのことです。
こちらの賞も、ライト文芸に門戸が開かれているのでは、と期待しています。

どうして?ライト文芸にも力を入れているの?
そのわけは
- 一般向けエンターテイメント小説部門
- ライトノベルス文芸部門
と二つに募集部門を区切っている点です。
ライトノベルと垣根を隔てることで、「一般向けエンターテイメント小説部門」ではそれ以外の作品、たとえばライト文芸といったジャンルにも注目されているのでは、と考えます。
実際の公式サイトで、大賞受賞作のあらすじや選評を読むことが出来ます。どうやら大賞作は「青春恋愛」もののようでした。
ただしこの賞が変わっているのは、あらすじだけではなく「プロット」の提出が必須であることです。

プ、プロットの提出?それは初めて聞いたよ
どんな形式にすればいいか悩みますね。
その場合、公式サイトが推奨している執筆ツール「Nola」を使用することで、提出用のファイルを作成することが出来ます。ただ、CSVファイルの抽出に手間取った、という意見もありますので、余裕をもって取り組んだ方がよさそうです。
まだ〆切などの情報は出ていませんが、今年と同時期なら2022年1月~4月〆切です。
情報が確認され次第、追ってお伝えします!
暮らしの小説大賞
こちらは「暮らしの」とはついていますが、対象はエンターテイメント小説。テーマは自由。ということから、チャンスはありそうです。
が、今年5月20日の発表をもって、賞自体が終了してしまいました。

ええ~っ!
ですが、これに代わる新たな文学賞の準備をしております。
とHPに記載されていることから、似たジャンルの小説賞が始まるのではと期待しています。

詳細を待つしかないね!
短編小説賞
コバルト短編小説新人賞
年に数回募集をかけている短編小説専門の新人賞です。
原稿は400字詰め原稿用紙25~30枚まで。

気軽に応募できそうだね!
ただし、対象は未発表の作品とあるため、webで発表した作品は送らないようにしましょう。
受賞をしても必ずしも書籍化するというわけではありませんが、ここがデビューのきっかけとなった作家さんも多くいるとのことです。
長編をためらってしまう方は是非ここから試してみてはいかがでしょうか。
受賞はならずとも「もう一歩の作品」に載れば達成感がありますよ!

うん!目標が出来たよ!僕も受賞目指して頑張るよ!
以上で気になった賞があれば是非調べてみてください。
過去の受賞作を分析して傾向を知れば、一層夢への道が開けるはずです!
また〆切の近い賞が並んでいますが、公募に応募する際は、重複応募にも気を付けるようにしましょう!
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